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明鏡止水φ ★:2008/03/08(土) 23:10:50 ID:???
微量の殺虫剤「ジクロルボス」が検出された中国製いか天ぷらについて、自主回収するか
しないかで業者ごとに対応が分かれている。加工食品に対する食品衛生法の残留農薬基準が
あいまいなためだ。自治体からは国に「早く見解を出して」との声が出ている。
中国の浙江興業集団で昨年7月20日に製造され、マルハが輸入・販売した「お徳用ひとくち
サイズのいか天ぷら」。2月23日、販売元の生活協同組合連合会「ユーコープ事業連合」(横浜市)と
横浜市が「0.11ppmのジクロルボスを検出」と発表した。
食品衛生法に基づくジクロルボスの残留基準値は、イカは0.01ppm、衣の原料となる小麦粉は
1ppmで、100倍も差がある。同法では原材料の基準値で違反の有無を判断することになって
いるが、原材料が混在する際どう判断するかは定められていない。
今回、ユーコープ事業連合は横浜市の指導もあり自主回収した。一方、マルハは同製品が
重量比でイカ約50%、小麦粉約20%の為、比例計算で基準値を約0.2ppmと判断。「0.11ppmなら
健康に影響が出るレベルではない」として、販売は中止したが自主回収はしなかった。
厚生労働省監視安全課は「製造過程の衛生管理なども調べないと、最終判断はできない。
どう対応するかは自治体の問題」と判断を避ける。これに対し、横浜市は「国が見解を示さないと
動きが取れない」と困惑する。
食の安全性に詳しい長村洋一・千葉科学大学教授(臨床科学)は「基本的にはその食品を
生涯食べ続けても健康に影響のない1日許容摂取量(ADI)を下回っているかどうかだ。
複数の検査結果を基に、検出量と毒性で国が根拠を示すべきだろう」と話している。【小島正美】
▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2008年3月8日15時00分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080308k0000e040082000c.html ▽Press Release
取扱い商品のお届け前検査結果および自主回収について
http://www.ucoop.or.jp/news/008shohin_news/s080223_02.htm ▽ユーコープ事業連合
http://www.ucoop.or.jp/ ▽マルハ
http://www.maruha.co.jp/ ▽関連
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http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1203461500/
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